と考えてしまう人が多いのですが、非常にもったいないと思います。
でも大学生がそう思うのは無理ないですよ。何を隠そう僕も大学生の時は
と思ってました。
でも今、逆に人を雇う立場になってみれば学部や専攻なんて何でもいいんですよ!
大切なのは、一緒に仕事をしたいと思えること(これ重要です)、スキルを学んでいく気があることといった大学の専攻とはなんら関係がない部分なのです。
だから文系=営業や販売と思い込み自分の選択肢を狭めることは非常にもったいないので、文系でもIT業界のエンジニアになれる理由を紹介していきましょう!
目次
文系出身でもエンジニアになれる理由
世間ではエンジニア=理系の仕事と思われがちですが、文系出身でも活躍している人は多いし、なにより文系だとダメな理由も曖昧だったりする。
そんな誤解を解きたいので、理系知識が必要な分野とそうでない分野を紹介していきましょう。
高度な数学が不要な分野
以下で紹介する3つの分野でエンジニアになるには小学生レベルの数学力があれば大丈夫。
最近は2Dゲームもツールの発展のおかげで物理演算も簡単にできるようになっているからです。
Webアプリ
Webアプリで数学を使う場面というのは簡単な足し算や掛け算がほとんどなのです。意外ですか?
Webアプリの仕組みで解説していましたが、Webアプリの基本はデータの出し入れ。
そのため、複雑な計算をする場面は無いんですね。数学の知識よりもプログラミングに対する興味、意欲のが大切。
スマートフォンアプリ
スマートフォンアプリもWebアプリと同じく難しい計算を行い場面は*ほとんど無い。
しかも今は開発する際に直感的に操作できるようになっているんですね。
こんな感じで必要な部品をドラッグ&ドロップで配置できるんです。
あとはWebアプリと同じように処理を書き加えてくわけですが、プログラムの動きを管理する数値を使う程度なので、小学生レベルの数学が理解できればOK!
2Dゲーム
本来は2Dゲームであってもキャラクターの座標管理、*物理演算などで数学、物理の知識を求められるのですが、現代はUnityというすごく便利なツールがあり、2Dゲームならば専門的な知識がなくても作れてしまうんです。
数学の知識が求められる分野
逆にこちらは統計学や線形代数、物理力学の知識が求められます。
機械学習
こちらは今ディープラーニングという手法がメインになってきていて、ディープラーニングには行列や統計学といった難易度高めの数学知識が求められます。
そのため、大学や大学院で数学を専攻した人が有利になってしまいますね。
ただ、数学の大学院新卒に800万円以上の年俸が用意されているぐらい人が足りない分野でもあるんです。
最近だとドッツなんかで機械学習向けの数学勉強会が開催されていたりしますよ。興味があれば一度足を運んでみてはいかが?
3Dゲーム
3次元の処理を使うための行列といった数学の知識、物理演算の知識が求められます。
VR,AR
ヴァーチャルリアリティ(VR)や拡張現実(AR)は奥行きのある映像を作りますね。そのため、3Dゲームと同じく3次元の処理を使うための行列といった数学の知識、物理演算の知識が求められます。
やはりこの部分は大学で物理や数学を学んだ人が有利になってしまいますね。
それでも機械学習や3Dゲームが作りたい
文系と言っても高校で文系を選択しただけで、別に人間として大きな差があるわけじゃないですか。だったら興味があって、やりたい分野のプログラミングに挑戦してみたらいいんです。
プログラミングに興味のない理系よりもプログラミングに興味のある文系学生の方がいいエンジニアになれることは間違いないんです。
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