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教員免許所持者の僕がプログラミング教育の問題点と解決策と書くよ

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YUMA
実は教育実習に行ったことがあるYUMAです。

2020年から始まるプログラミング教育、気になっている方も多いと思います。大学では3年間教育の勉強をして教育実習で教師の実態も見た僕が問題点と解決策を書いてみます。

結論

じゃあ最初に結論から。最大の問題点として上がってくるのは教員の指導力不足による詰め込み型プログラミング教育になってしまうこと。

その解決策は国が正当な報酬を出して専門家を雇うこと。(理由は記事中で解説)

この記事は僕の経験と小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について~文部科学省より〜を調査して作りました。

文科省発表の教育方針

プログラミングに関しての文部科学省の方針は

特定のコーディングを学ぶことではなく、「プログラミング的思考」を身に付けること

となっています。これは言語が変わっても通用する考え方を身につけさせることが大切と言うことです。

これには僕も大賛成で、IT業界では日々新しい言語やツールが登場してくるため、汎用性の高い能力が求められるからです。

問題点

文科省からの発表が見つからないので、裏で進んでいるかもしれませんがいくつか問題点がありそう。

誰が教える

最大の問題点はこれプログラミング思考を学ぼうにも教える人がいないのが現状ではないでしょうか。

でも情報教育やってるよね

もちろん情報教育は行われているのですが、エクセルやワード等のツールの使い方を教えているに過ぎず、プログラミング思考の教育とはかけ離れています。

どう教える

YUMA
ここからは僕の予想です。

おそらくまず最初は文部科学省が開発したビジュアルプログラミングプログラミンでコーディングはせずにプログラミングの流れを教えるでしょう。

そしてだんだんとコードを書くことに移行していくと予想しますが、コードを書く段階になるとちゃんと理解してない人は教えることができない。

というのも1つ1つの命令の意味を理解しないととりあえず書いとけ!みたいな詰め込み型教育に戻ってしまうからです。

もはやこの時代に詰め込み型教育は意味をなさないのは間違いないです。無理やり暗記することにあまり価値はないからです。

インターネットが登場して、googleが誕生したことによって、いつでも情報を集めることができるようになりました。

そうすると知識の蓄積はインターネットに任せて人間はその知識を使って新しいものを生み出すことに変わっていくでしょう。すでに変わってきています

ビジュアルプログラミングとはコードを書かずにパーツを組み合わせてプログラムを組めるツール

解決策は有能な教育者を雇いノウハウを学ぶこと

見出しの通りなのですが、今いる教師だけでは優れた教育を行うことは難しい。

かといって今の教師をクビにして浮いたお金で雇うことはできないですね。

ならば一時的に予算はオーバーするものの優秀な教育者を正しい報酬で雇って、その中で今いる教師がノウハウを学び、今後教えられるように努力すべきでしょうね。

教師は競争のない世界なのでしんどいと思いますが、世の中は変化していきますからいい人材を育てられるように教師も勉強していきましょうよ。

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