SQLって何?基礎知識を学んでみよう!!
プログラミングを始めたばかりの人には何の事か、全然わからないと思います。
そこで、この記事では最後まで読んでもらうとSQLとは何なのか?を理解できるようになります!
SQLはデータベースを操作するための言語のひとつです。
データベースにデータを入れたり、たくさんのデータをデータベースから取り出すには命令を与えなければなりません。
そこで、SQLを使ってそのような命令を与えるんですね。SQLはWebに関する仕事をするなら必ず持っておきたい知識です。
SQLって一体何?
データを入れたり取得したりなど、データベースとの対話に用いる言語をデータベース言語と呼び、SQLはそのデータベース言語のひとつです。
国際標準化機構で規格が標準化されていて、SQLを学習すればほかのデータベース言語もほぼ同じように操作できるようになります。
Webアプリでもネイティブアプリでもデータベースの操作はしなければならないので、どちらのアプリを制作する場合でもSQLの知識は必須です。
ということで、SQLの基本の命令を学んでみましょう!!
データベースのイメージ
まずはデータベースについて説明しましょう。
データベースは、エクセルのようなものです。
データベースの内部には複数のテーブルと呼ばれる表があり、エクセルのファイルにあたるものがデータベースで、その中の複数のシートがデータベースというイメージですね。
ひとつひとつのテーブルはエクセルのシートと同じように縦横の表となっているんですね。縦をカラムと呼び、横をレコードと呼びます。
SELECTとは
SELECTは、データベースのテーブルからデータを取得するための命令で、最もよく使われる命令です。データを取得するほかに、データの並べかえや計算・集計もおこないます。
使い方としては、例えばユーザー情報の入ったテーブルから住所(Address)が東京のユーザーを取得したいとします。その場合は、
SELECT * FROM Users WHERE Address = “東京”
のように記述すれば、住所が東京のユーザーのレコードのみを取得することができます。
INSERTとは
INSERTはテーブルにレコードを追加するときに使用します。
使い方は、
INSERT INTO テーブル名 (カラム名, カラム名,…) VALUES(データ, データ,…)
という風に使います。例えばユーザー情報が入ったusersというテーブルに新たなユーザーを登録したい場合、
INSERT INTO users (name, age) VALUES (“中山”, 20)
と記述すれば、usersテーブルに新たなレコードを作りnameというカラムに中山という文字が、ageというカラムに20という数字が挿入されます。
DELETEとは
DELETEはテーブルのレコードを削除する命令です。テーブルにすでに存在するレコードを削除します。
DELETE FROM users WHERE name=”田中”
と記述すればusersテーブルに存在する、nameに田中が入っているユーザーのレコードがすべて削除されます。
UPDATEとは
UPDATEはテーブルのデータを更新する命令です。すでに存在するデータを編集し、新たなデータを上書きします。
UPDATE users SET address=”埼玉” WHERE id=3
という命令で、usersテーブルのidが1になっているレコードのaddressというカラムの中を埼玉という文字に書き換えます。
まとめ
SQLの基礎について理解できましたか?
- データベースとはエクセルのようなもの
- SQLはデータベースを操作するための言語
- SELECTはデータの取得
- INSERTはデータの追加
- DELETEはデータの削除
- UPDATEはデータの更新
紹介したSQLの命令は、文字通りの操作になりますね。SQLの知識はWeb開発でもアプリ開発でも必要になってくるので、覚えておきましょう。
さらに詳しくSQLを知りたい方はこちらがおすすめですので、一度ご覧になってくださいね。
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