【第2回】挫折させないLaravel php 環境構築 Laravelのインストール
この回ではPHPのフレームワークのLaravelをインストールして、MAMPを使用してブラウザでみてみます。
Laravelのインストール
LaravelはPHPのフレームワークなので、PHPをインストールしてあることが必要になります。
今回はLaravelのバージョン5.5を使用するので、PHPのバージョンは7.0以上でなければなりません。
まず、PHPのバージョンを確認するためにMacの場合はターミナル、Windowsの場合はコマンドプロンプトを起動しましょう。
ターミナルは、ツールバーにあるロケットの絵のLaunchpadをクリックします。
このような画面が出てくるので、その中にあるOtherをクリックします。
Otherの中にターミナルがあるので、それをクリックして起動させましょう。
ターミナルが起動されたら、PHPのバージョンを確認するコマンドを打ち込みます。
$ php -v
PHP 7.1.14 (cli)
のような文字が出てくるので、数字が7.0以上であればOKです。
もし、PHPが7.0以下であったとき、PHPをアップデートする必要があります。
まず、Macの場合、PHPをインストールするために、Homebrewというパッケージマネージャーをインストールします。
以下のコマンドをターミナルで打って、Homebrewをインストールしましょう。
/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
インストールできたら次にPHPをインストールします。バージョン7.2をインストールしてみましょう。
brew install php@7.2
次にLaravelをインストールするためにComposerというPHPのパッケージマネージャーをインストールします。
brew install homebrew/php/composer
Error: homebrew/php was deprecated. This tap is now empty as all its formulae were migrated.
もし上記のエラーが出てしまった方は以下のコマンドでcomposerをインストールしてみましょう。
brew install composer
PATHを通して、composer のコマンドを使えるようにします。
export PATH="$PATH:$HOME/.composer/vendor/bin"
LaravelをMAMPで起動
LaravelをMAMPで動かすために、/Applications/MAMP/htdocsのディレクトリ内にLaravelプロジェクトを作る必要があります。
以下のコマンドを打って、Laravelのプロジェクトを作りましょう。今回はプロジェクト名をsamle-app
にします。
cd /Applications/MAMP/htdocs/ composer create-project laravel/laravel sample-app "5.5.*" --prefer-dist
最後に実際にブラウザでみてみましょう。
MAMPを起動して、左側のPreferencesをクリックしましょう。
そのあと、Web Serverをクリックします。
Document Rootと書いてあるディレクトリマーク、または、矢印をクリックします。
デフォルトではApplications/MAMP/htdocs
となっていますが、Applications/MAMP/htdocs/sample-app/public
に変更しましょう。
(ディレクトリマークをクリックした時は、Selectボタンがありますが、矢印をクリックした時はディレクトリの名前が書いてあるところまでドラッグします。)
このようになっていればOKです。
URLをlocalhost:8888/にすると、以下の画面に遷移します。
これでMAMPを使ってLaravelを動かすことができました。
次回から実際にコードを書いてwebアプリを作っていきます。