ココカラエンジニアでたびたび登場するサーバーという言葉・・・
よく目にする言葉ですが、具体的にどのようなものなのかは知らないという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、このサーバーについて解説していきます。
サーバーとは
サーバーとは、Webシステム上で、利用者のコンピューター(スマホ・PCなど)にネットワークを通じて情報・機能を提供するコンピューターまたはソフトウェアのことです。
Webブラウザからの要求に応えて、HTMLファイルや画像ファイルなどのWebページを構成するデータの送信をすることが主な用途です。
単純なファイルの送信だけでなく、利用者を識別・認証して人によって異なる情報や機能(例:ツイッターやフェイスブックのタイムライン)を提供したり、データの送信を暗号化したりといった機能を備えているものが多いです。
汎用のWebサーバーソフトウェアはオープンソースのApacheやnginxなどの人気が高く、企業向けの製品としてはMicrosoft社のInternet Information Servisesがよく利用されています。
Webエンジニアとサーバーは切っても切り離せない
エンジニアが開発するWebシステムやアプリケーションは、データベースサーバーやアプリケーションサーバー、メールサーバーなど様々なサーバーとの組み合わせで成立します。
なのでWebエンジニアはプログラミングの知識だけでなくサーバーの知識も深めていかなければなりません。
Webシステム・アプリを作っていて、うまく動作しなかったりパフォーマンスが悪かったりしたときや、プログラミングだけでは実現できない要望をクライアントからもらった時にも、サーバーの知識があれば簡単に解決できてしまうことも多いです。
サーバー構築、運用のプロがインフラエンジニア
エンジニアの仕事も役割によって分担されていて、サーバーの構築や運用はインフラエンジニアの仕事です。
ネットワークやサーバーなどのITインフラと呼ばれる、サービスやシステムの基礎を築き、管理・整備する重要な役割です。
また、システムに不具合があったときは、早急に原因を突き止めて対策しなければなりません。
インフラエンジニアの需要は高く、その中でも特にサーバーエンジニアの需要が高めです。
まとめ
サーバーについて解説してきました。理解を深めてもらえたでしょうか。
私たちが普段当たり前のようにスマホを使用し、Webサイトを見ることができるのもサーバーがあるからです。
利用者としては意識することはありませんが、エンジニアを目指すにはサーバーの知識は必要不可欠です。